掛け軸・額についての皆様から寄せられるご質問
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[3] 手表装か、機械表装の見分け方 Friday, 3/3 15:04

軸裏(総裏)に付き方の弱い糊の付いた和紙を貼って、腰の強い打刷毛(うちばけ)
で垂直に丁寧に叩く作業を軸の裏全体に実施し布と和紙完全に付けます。
だから必ず軸裏の和紙には、小さな、くぼみが発生します。これが本物の手表装です。
何年使用し続けても、軸に狂いが出ません。
 同じ手表装でも、付き方の強い糊を和紙に付け、軸裏に貼った物も手表装ですが、
糊が乾いて軸が硬くなり、軸がそりやすく、軸が出っ張ったり、引っ込んだりします。
もちろん、打刷毛を使用していませんから、小さなくぼみは、有りません。
 機械表装の場合、熱圧着で仕上げますから、上記の様な事は有りません。
比較的本物の手表装に近い状態で、軸が仕上がりますので最近では、10万前後の物も
50万前後の新作高級掛軸も、ほとんど機械を使用している状況です。
             以上 掛軸を買われる時の参考にして下さい。

[2] 掲示板に機械表装は,再表装出来ないのでは,と質問が有りましたので,解答します。 Wednesday, 3/1 17:37

再表装は可能です。
20年ほど前から機械が発明され、それに伴って和紙に均等に糊を付け
熱圧着で表装出来る様に成りました。ご質問の通り当初は再表装出来なかった
様です。10年ほど前からは、和紙とそれに付ける糊が開発されて、
水に浸して置くと簡単にはがす事が可能に成りました。
但し100度近い熱で圧着しますから、やはり評価の高い古い掛軸、額などは
機械表装より、価格は高く成ると思いますが、従来の手表装をお奨めします。
                      

[1] 当社は近代表装です Wednesday, 2/22 09:27

 近代表装だから出来る安価な表装価格です。
近代表装とは,作業の70%を機械で行う,表装の事です。

 本来の表装とは,糊作りに3年,刷毛の使用方法に3年
掛軸作りに4年,と10年の修行をしないと出来ない,伝統技術です。
(だから、近代表装の10倍の値段に成ります)

 その重要な作業を(糊で布に和紙を貼る,糊で作品の肌裏を貼る,
装裏を糊で貼る)全て機械でするのが,近代表装です。
近代表装の場合は,品質にむらの無い作品が早く,安く,出来るのです。

ただし,高級品の軸は本来の手表装を,お奨めします。
だから,高級品の軸は,価値が下がるので当社での作業を,お断りする場合が
御座います。その時は,京都の老舗に紹介させて,戴きます。